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よくあるご質問
- 補聴器を使うと聴力がさらに低下すると聞いたことがあるのですが、
本当でしょうか?
- 適正にフィッティングされた補聴器を正しく使って頂ければ聴力の低下は起こりません。
ただし、間違った使い方をしてしまうと聴力が悪くなる可能性がありますので、信頼できる補聴器専門店や耳鼻咽喉科できちんとフィッティングを行ってください。
- 以前から耳の聞こえが良くないなと思っていますが、補聴器をつければ
聞こえが良くなりますか?
- 補聴器が必要かどうかは検査をしてみないとわかりません。ですので、一概に補聴器を付ければ聞こえが良くなると言うことはできません。
実際に耳の聞こえが悪くなっていても、耳垢が詰まっているため聴力が低下している場合などがあるため、耳の聞こえに違和感を覚えたらまずは、お近くの耳鼻咽喉科で検査を受けてください。
難聴は放置すると悪化するものが多いため、できる限り早期に耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。
- いろいろな補聴器がありますが、高いものを買えばよいですか?
- 一概に高いものが良いとは言えません。
価格が高い補聴器は、騒音抑制機能を始めとして様々な機能が付いていますが、お一人お一人の状況が違うため、不要な機能もあります。そのため、当院ではお一人お一人の状態を検査した上で、その人にあった補聴器をご提案させて頂いています。
- 高齢の母の耳が遠くなってきたので、補聴器の購入を検討していますが、
高齢の母でも補聴器を扱うことはできますか?
- 高齢だからできないと言うことはありません。
最近の補聴器は性能が進歩しており、デジタル化されていますので、ユーザーさんがご自身で操作することが減ってきています。また、リモコンで簡単に操作できるようなモデルもありますので、お年を召されたお母さまでもご使用頂けます。
日々のお手入れと、定期的なフィッティングを行って頂ければ今より快適にお過ごしいただけるようになると思います。
- 補聴器を使い始めたらずっと着けていなければなりませんか?
- 24 時間着けて頂かなくて結構です。ただし、装着されている時間が長いほど補聴器の使用に馴染んで頂きやすいので、日中活動される間は装着されることをお勧めします。
- 補聴器を選ぶまでに何度も通わなければいけませんか?
- 何度も通わなければいけないということはありません。
補聴器を選ぶ時にその人に合った補聴器がすぐに見つかる方もいらっしゃいます。一方時間をかけてじっくり選ばれる方もいらっしゃいます。
ユーザーさんの中には数か月という期間にわたってご自身にぴったりな補聴器を探された方もいらっしゃいますので、一概に何回通って頂ければ大丈夫とは言えませんが、当外来ではご自身にぴったり合う補聴器が見つかるまで、どんなに時間がかかっても最後までお付き合いしたいと考えています。
- 父が以前に購入した補聴器を最近使用していないようです。
本人はあまり合わないから使うのが嫌みたいです。また新しいものを購入しなければなりませんか?
- 再度購入して頂かなくても、フィッティングを行えば聞こえが良くなる場合があります。
聞こえの状態は時間が経つと変わるものです。特にお年を召された方は加齢により聴力が少しずつ低下してくる場合がありますので、以前はよく聞こえていた補聴器でもいつの間にか聞こえが低下している場合があります。そのような場合はフィッティングを行い、現在の聴力に補聴器を合わせることで、聞こえが改善します。
当外来では、他の補聴器専門店や耳鼻咽喉科で購入された補聴器のフィッティングも行っていますので、一度ご相談にお越しください。
- 補聴器を使っていることを周りの人に知られたくないのですが、周りにば
れない補聴器はありますか?
- 絶対に周りの方に気づかれないとなると難しいですが、最近の補聴器は小型化していますので、以前よりずっと目立ちにくいものが増えています。
耳の穴に入れて使用するものや耳掛けのタイプなど様々ありますので、気付かれにくいものをご希望であれば、普段の恰好や髪型などを伺いながらご提案させて頂きます。
- 補聴器を使うと電話の音が聞き取りにくくなると言われましたが、本当で
しょうか?一概に聞こえにくくなるとは言えません。
- 実際に受話器を近づけると、音が反射してハウリングが起こりやすいと言われていましたが、最近のものではハウリング抑制機能が搭載されているモデルがありますので、以前に比べるとずっと気にならなくなったと言われています。
- 補聴器を付けたまま、お風呂やプール、海に行っても大丈夫ですか?
原則としては、水につけることはできません。
- しかし、最近のモデルでは防水、防滴のものもありますので、一度ご相談頂くと良いと思います。当外来では、その方のライフスタイルも含めた上での最適な補聴器をご提案させて頂きます。
- 補聴器をつけることで聞こえのリハビリになると
聞いたのですがいかがでしょうか?
- 難聴の原因のひとつとして、音を脳に伝える力が低下したことで脳まで音が十分に伝わらず、ことばを聞き取りづらくなってしまうことが挙げられます。この場合、補聴器を用いてより大きな音を脳に伝えることで、ことばの聞き取りを改善させることが可能です。聞き取りに必要な大きさの音を脳に入れ、慣らしていく「聞こえのリハビリ」としての機能が期待できるというわけです。